教育産業にいるんだけど、最近はモンスターペアレントが増えたね。
公立の先生たちは、さぞや大変だろうなぁと思う。

事例1>
「うちの子が、おたくの模試で80点しか取れずに落ち込んでいる。うちの子が100点でトップだったことにして、成績表を配り直せ」
という親がいた。

「公平性のためお受けしかねます。間違えた問題を復習して、次はぜひ100点を取れるようにがんばりましょう」
と返事をしたところ、
「企業なのに顧客を軽視した」と大騒ぎ。

その親は翌日、消費者庁に電話をしたらしく、消費者庁から
「このモンスターペアレントの相手をしてやってくれ」
と連絡があった。
消費者庁のトップが瑞穂なので、消費者庁の職員や我々の言い分も聞き入れられず、
結局、その親に屈する形で
「娘さんが間違えるような難しい問題を出してすみませんでした」
という謝罪文を送らないといけなくなったよ。

同様の事案が何件かあって、いずれも関西(山陰)地方の自営業の人からのクレーム。

事例2>
「塾の宿題のために調べ物をしていたら、パソコンが壊れた。パソコンを弁償しろ」
という親がいた。
これも関西の自営業の人。
関西の人はすぐに消費者センターにクレームをつける癖があるのかね。
この件は結局、パソコンの修理の人を手配する羽目になったよ。


こういう親が、5%ぐらいの割合で出現しているよ。
他の“まともな”親御さんのことを、モンペは考えられないんだろうな。