祖父母に育てられていた2歳頃、お風呂で転んで頭を切った。祖母が慌ててタオルで頭をくるんで私を自転車の後ろに乗せて近所の外科に駆け込んでくれた。
普通に漕いでも5分かからない距離を全速力ですっ飛ばしている祖母の背中が一番古い記憶。この人は絶対に信頼しようと思った。
おっちょこちょいで怪我の多い私に謎の民間療法を施してくれる祖母だったけど、その時の思いからか全く疑わず謎治療を受けたものだ。