幼稚園くらいのとき
2階の和室でなかなか寝られず、階段から落ちるのを想像したり日本人形がコッチを見てると怖くなったり暗い廊下に何か出そうって想像しては怖くなって、
旧式の壁掛けの内線をプープー鳴らして母に来てもらいたくて呼んでた (弟は知らん顔で隣で寝てた)
母は1階で家事やらなにやらしてるんだけど、夜の階段が怖いから会いにまではいかず
何度か鳴らすと母は一旦来るもののまた戻ってしまって、また寂しくなって鳴らして、
今度は内線越しに軽くあしらわれ、横になっては寂しい寂しいの泣き声をあげてた
ずっと母にそばにいて欲しかった

この流れをしばらく繰り返すのがいつもだったらしく、ある日のぶんをカセットテープに録音されてた
のを小学校真ん中くらいになったときに、あんたこんなんだったわよーと聴かされた
30分から小一時間はあったと思う、親は大変だっただろう
でも恥ずかしさも相まっていろいろと悲しくなった