法で認められない病気や障害のある胎児の「選択的人工妊娠中絶」 では、なぜ現実に行われているのか?

前回のコラムで、新型出生前診断で胎児に染色体異常があると分かると、90%以上の頻度で人工妊娠中絶が行われていると書きました。病気の赤ちゃんを 堕(お) ろすことを、医学的に「選択的人工妊娠中絶」と言います。読者のみなさんは、これを当然と思いますか? 実は、選択的人工妊娠中絶は法律で認められていません。

今も存在する堕胎罪 例外規定は…

 日本には現在でも「堕胎罪」(刑法212〜216条)が存在していることは、あまり知られていないようです。堕胎という行為は犯罪になるのです。確かにそれは正しいかもしれません。カップルの間に赤ちゃんができて女性が産むつもりでいるのに、男性が出産に反対し、女性に対して薬物や外力を使って赤ちゃんが流産となったら、罪に問うのは理にかなっています。
 
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20181228-OYTET50008/

また松永が書いてるな。