>>863のつづき)

ヒッチハイクしたいのであれば、謙虚に頼み、
断られたら引き下がるのがマナー。
キチママの付きまとい行為が嫌で返事をする気力も失った私は、
振りほどくようにただひたすら駅に向かって歩きました。
「駅前の駐車場なのね。」と、キチママは勝手に付いて来ました。
ロックオン(ターゲットを一度決めたら変えずに同じ人に付いて回る)を
するのはネット上のキチママストーリーによくあるパターンですが、
どうやらこの人にも当てはまるようです。

私は駅の改札を入りました。(有人改札で切符をヒョイ。)
後ろに付いて来るキチママもキチ子を連れて入りました。(ICカードをピピッ。)

電車の中で、2人×2で向かい合うボックスシートに座った私に対し、
その斜め向かいに座って私をしつこく見張るキチママ。
「あんたの車、どこにあるのよー。荷物、重いんだから。
帰るどころか、○○町が遠くなるじゃない!」

私はキチママに対する戦闘モードのスイッチを入れました。
戦闘といっても別に反論とか殴り合いのたぐいではなく、
ひたすらこの電車に乗り続けるだけです。
「青春18きっぷ」の旅人をなめるなよ。
鈍行列車で遠くまで旅するのが趣味の私。体が鍛えられています。

(つづく)