「売れ残った野菜でも食ってろ」と大っぴらにしはじめました。開き直った?

http://www.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1095475151.html?t=1483640299000

子どもの貧困対策について話し合う会議が5日小山市役所で開かれ、
市の担当者などが今後経済的に厳しい家庭への食料支援を充実させていくことなどを確認しました。

小山市は、おととし、貧困状態にある子どもの早期発見に努めることや、
経済的に厳しい家庭への支援を充実させることなどを盛り込んだ5か年計画を策定し、
子どもの貧困への対策を進めています。
5日の会議には、関係する部署の責任者や市内の小学校と中学校の校長など
あわせておよそ100人が出席しました。

このなかで、担当者からは今年度、先月までに市内の学校に通う児童と生徒で、
学用品代や給食費などの援助が必要だと判断したケースが126件あったことや、
先月必要な子どもに食事を与えたり入浴をさせたりする
市内では2か所目の施設が開設されたことなどが報告されました。

このあと来年度行う事業についての案が示され、市内の道の駅が先月始めた
売れ残った野菜などを生活に困っている子どもなどに提供する「フードバンク」と呼ばれる活動を活用し、
食料支援を充実させていくことなどを確認しました。

会議のあと大久保寿夫市長は
「貧困によって子どもの将来が決まってはならない。
すべての子どもが幸せになるよう市を挙げて取り組みたい」
と話していました。