羽月ちゃん事件の検証報告書
(平成28年 7月 狭山市要保護児童対策地域協議会)
http://www.crc-japan.net/contents/verification/pdf/sayama_2016_7.pdf

>本件は、・・・狭山警察署に、事件の発生から振り返ると、兆候事実とみることのでき
>る2回の通報がなされ、いずれも同署に所属する警察官による臨場が行われた事例
>である。ところが、本件において、埼玉県は児童相談所が関わっていない事例である
>ことを理由として、県として検証する予定はないとした。
>このため、本検証は、狭山市において、子どものかけがえのない命が保護者の行
>為によって奪われたことの重大性に鑑み、・・・市としてこれを行ったものである。(p.77)

要するに、ダさいたま県(具体的に言えば、所沢児相の広瀬正幸)は、羽月ちゃん見殺し事件の検証から逃げたと
いうこと。
所沢児相の広瀬らが公明正大に公務をしていたならば、胸を張って検証に応じられたはずだ。
「児童相談所がかかわっていない事例」であるから検証しないというのではなく、なぜ「児童相談所がかかわらなか
ったのか」、所沢児相が職務懈怠していたのではないか、ということを検証しなければならなかった。
その検証から逃げたことで、所沢児相・広瀬正幸らの職務懈怠への疑念が、一層深まったといっていい。
児童虐待に一番の責任を持つはずの児相が、一方で拉致を次々強行しながら、他方でこういう責任逃れを公然と
やっている。これでは、児相に、児虐対応業務は任せられるはずがない。