今、30代若手社員の過労死・過労自殺が急増している。

不況下で生き残りをかける企業が、中高年のリストラを進める中、残った働き盛りの社員に仕事が覆いかぶさり、
かつてない長時間労働が課せられていることが背景と考えられている。

NHKではこうした実態を探ろうと、ここ5年以内に過労死・過労自殺した人の遺族を対象にアンケート調査を実施した。

人員削減の穴を長時間サービス労働で埋めようとする企業。

厳しい価格競争を生き残るため、社員に過酷なノルマを課しつつ、その精神的異変に同僚も気づかない実態・・。

遺族67人の回答と追跡取材から、日本のサラリーマン社会に忍び寄る深刻な問題に迫る。

http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/1647/index.html
http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/otherpress/pdf/20171004.pdf