女優で日本舞踊家の朝丘雪路(あさおか・ゆきじ、本名・加藤雪会=かとう・ゆきえ)さんが
アルツハイマー型認知症のため4月27日に死去していたことが19日、分かった。
82歳。東京都出身。葬儀は故人の希望で家族葬で営まれた。

2014年4月、娘で女優の真由子(44)がプロデュースした時代劇ミュージカル「花や…蝶や…」に
夫で俳優の津川雅彦(78)とともに出演したのを最後に芸能活動を休止して、自宅で療養していた。

朝丘さんは1952年に宝塚歌劇団・月組に入団し娘役で活躍。55年に退団して以降、
女優や歌手などマルチに活躍した。57年に「星は流れる」でNHK紅白歌合戦に初出場。
60年代には「11PM」でアシスタントを務め、お茶の間の人気を集めた。
司会の大橋巨泉さんが
胸の大きな朝丘さんを「ボイン」と呼び、これが当時の流行語に。11年に旭日小綬章受章。

私生活では67年に内科医師と結婚したが、72年に離婚。73年に再婚した津川とは、
おしどり夫婦として有名だった。

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