>>530続き

在日については、朝鮮大学校の教員だった朴慶植氏が1965年に書いた「朝
鮮人強制連行の記録」などによって戦時中に日本に強制連行されてきた「被
害者の子孫」という大嘘のイメージが定着してしまいました。
その結果「強制連行」という嘘が独り歩きし、在日の二世や三世は被害者と
いうひねくれた感情に支配され、日本人を憎むようになっていきました。

しかし実際は「戦時徴用」のことで徴用は日本人も韓国人も同様です。戦後
日本に残って「在日」になったのは外務省によれば245人だけでした。それ
以外は白丁(ペクチョン)と言われて極端な差別から逃れてきた多くの人た
ちと貧しい韓国から脱出し、経済的なチャンスを求めて日本に渡ってきた
少数の人たちです。

それにもかかわらず強制連行という負のイメージを利用して、外国籍を維持
しながら、日本人と同等のあるいはそれ以上の権利を求める運動を展開して
きました。いまや在日は日本人以上の権利と社会権を持つに至っています。