昨夜、風呂から出たら、二歳十ヶ月が「おとな」に変身していた。

きっちりとパジャマを着て、なぜか麦わら帽子をかぶり、パソコンを開いた形に二冊の本を並べて、キリリとした顔でその一冊を叩いている。
何やら、はいもしもし、と電話らしきものをしている。
聞けば、仕事中だと言う。
どうやらパソコンを使っているまねらしい。
そのうち、もう帰るね、といそいそとリュックを出し、二冊の本をしまい、腕時計をはめて、リュックを背負い、「近所のコンビニ」で牛乳とビールとバナナ(積み木で代用)を買い、寝室に入った。
母はお帰りなさいと迎えてみた。
ビールを取り出して飲むまね、おいしいね!だって。
さらに「しごとがいそがしくて、おそくなるんだよ。」
私「会社に戻って仕事ですか?」
子ども「そうなの」
そう言ってリュックを背負い去っていった。
意外と再現性が高くて笑った
かわいい