三歳なりたて
先日、私が所用で出かけ、子どもは夫とお留守番だった時のこと
帰宅すると、テーブルの上にみかんが一房乗った皿とメモ書きがあった
メモには子どもの「字(ただの線が何本か)」と夫の注記が書いてあり、その注記には「お母さんのみかん」とある

聞けば、子どもと夫が散歩に出た時に、近所の人に「かわいいねえ、お父さんと食べな」とみかんを二つもらったそうな
みかんが大好きな子どもに夫が「お父さんも食べていい?」と聞くと、子どもは一房くれて、その時に、私のためにも一房わけてくれたのだそうだ
メモを書きさらに、「○○(子どもの名)が食べたくなっちゃうから、遠くに置いてね」と夫に頼んだのだと

普段は私の分までみかんをとろうとするくらいみかんが大好きな子どもが、その場に居なかった私にわけてくれたのがとても嬉しかったし、それがたった一房だったのがかわいくていじらしかった