日本人女性は子宮頸癌で毎年3,000人が亡くなります。
ちなみに、女性の交通事故死者数は年間1,400人です。

HPVワクチン(二価)を打てば子宮頸癌を70%予防できます。
さらに定期検診を併用することで90%予防できます。
ワクチンの効果は20年以上持続します。
HPVワクチンは定期接種で国が費用を負担します。

日本人女性の8割がHPVウイルスに感染します。
100人中32人が中度異形成になります。
100人中8人が切除手術が必要な高度異形成になります。 1,000人中16人 が子宮頸癌になります。
1,000人中5人が子宮頸癌で亡くなります。

CIN2は自然に治ることもありますが、5%が侵襲性のがんに進行します。CIN3の場合は12〜40%が侵襲性のがんになります。

ちなみに副反応の出現頻度は、
アナフィラキシー 約96万接種に1回
ギラン・バレー症候群 約430万接種に1回
急性散在性脳脊髄炎 (ADEM) 約430万接種に1回
複合性局所疼痛症候群 (CRPS) 約860万接種に1回
※ワクチンとの関係が否定できないとされた報告頻度

客観的にリスクとベネフィットを比較してみればワクチンの有益性は明らかなのです。