★<事故>1歳児、2階窓から外に転落 大けが 金沢市の施設
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180125-00000020-mai-soci

 23日午後2時50分ごろ、金沢市西念3の市駅西福祉健康センターで、市内の1歳7カ月の男児が2階の窓から外に転落し、病院に搬送された。
市によると、男児は転落直後は意識があったが、大けがを負ったとみられ、詳しい容体は不明。市は「状況を確認し、再発を防ぎたい」としている。【久木田照子、道岡美波、日向梓】

 市健康政策課によると、男児は同日、母親(34)と兄2人と共に、同センター2階の「駅西幼児相談室」を訪れた。
窓際に作り付けられた棚(高さ約70センチ)の上で遊んでいるうちに、開いた窓から約5メートル下のタイル敷きの地面に転落したらしい。母親が気づき、在室していた保育士が119番通報した。

 窓は通常閉まっており、縦向きの取っ手を横にして押すと外側に開く仕組み。当時の施錠の有無は不明という。棚の上には、普段は置かれていないおもちゃがあった。

 同相談室は保育士らが親子の相談に応じる市の施設で、市内の保育所から同センターに移転し、16日に業務を開始。
予約制で、1家族に保育士1人が対応する。保育士は当時、同じ部屋の事務スペースにいて、男児が棚の上で遊んでいるのは把握していなかったという。

 山野之義市長は「事故に遭われたお子様の回復をお祈り申し上げます。事故原因は調査中で、詳細が分かりしだいご報告します」とのコメントを出した。