例えば他害の扱いは、昔ならこうだった。

先生:何でそんな事するの? → 他害児に対して
先生:大丈夫怪我はない?気にしないでね、あの子はああいう子だから相手にしないで → 被害児に対して
先生:どんな理由があろうとそんなことしてはいけません → 他害児に対して

今はここが違う。

先生:何でそんな事になったの? → 被害児に対して
先生:そんな事にならないようにして、あの子に気をつかってあげないといけないでしょ → 被害児に対して
先生:ごめんね、きちんと話しておいたから気にしないでね → 他害児に対して

子供時代をこんな不条理な関係で成育された子が、将来発達障害者を助けようと思うわけもなく、
その不条理が結果的に将来の当事者の環境を更に悪くしているのである。