>>728
ただし、これらの研究にはいくつかの共通点が見られます。
@恐らく障害児の存在は負のピア効果を持ち、クラスメイトの学力を引き下げる可能性がある、
Aこれは特に、行動障害や精神障害など、授業の妨害をする頻度が高いと考えられる障害の種類を持つ児童に顕著にみられ、視覚障害や聴覚障害など、授業を直接妨害しないタイプの障害にはこのような負のピア効果が見られない可能性が高い、
Bしかし、このような障害児の負のピア効果は決して大きなものではなく、障害児を受け入れた学校に対して追加のリソースを与えて、
少し教員一人当たりの生徒数を削減させたり、経験値の高い教員を採用させたりすることで、この負のピア効果は相殺できる可能性が高い。という点です。