★帝王切開出産、腹部にガーゼ置き忘れ…緊急手術
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180510-00050106-yom-soci

 大阪府立病院機構が運営する大阪母子医療センター(大阪府和泉市)で4月、帝王切開で出産した府内の女性(36)の腹部に医療用ガーゼ(30センチ四方)を置き忘れるミスがあり、2週間後に手術で取り出していたことがわかった。

 センターは8日、女性と家族に謝罪した。

 センターによると、女性は4月24日に帝王切開で出産。直後から腹痛などの体調不良を訴えて入院を続け、レントゲン撮影や超音波検査を行ったが、原因を特定できなかった。

 しかし、5月7日に改めてレントゲン撮影をしたところ、止血用のガーゼが左腹部に見つかり、緊急手術で取り出した。

 センターは手術で使用したガーゼの取り忘れがないよう、手術後に医師らが複数人で確認することを内規で定めているが、数え間違った可能性があるという。倉智博久総長は「心からおわびする。原因を調査し、再発防止に努めたい」としている。