串田代議士や南出弁護士を講師に、派手に児相問題について集会や講演会をはじめた「ジャスティス日本(旧称、九州)」という団体。
こんど、12月にも、京都でまた講演会や集会を行なうらしい。

頑張っているな、と思ってチラシを見たら、なんと、12月の講演ゲストに、「市民団体なくそう虐待あいち代表」というのが入っている。

これがどういう団体かネットで調べてみたら、要するに、かつて子供のころ虐待を受けた大人が作っている団体らしい。
ウエブを見ると、この団体は、厚労省が作った、放物線上に虐待数がうなぎのぼりな例のグラフを持ち出してアピールし、大学祭などでは、189のオレンジリボン運動をPRしている。
https://child-rights-nagoya.blogspot.com/

だから、「児童相談所にもっと頑張ってもらいたい」→「ためらいなく保護(拉致)」してもらいたい」ということにはならないだろうか?
少なくとも、違法拉致についての問題関心は、ウエブの中にはまったく感じられない。
これでは、「児相ガンバレ」という厚労省応援団の運動ではないか?
愛知県で悪名高いCAPNAなどとこの団体が連携していないかも気がかりだ。

共同親権運動の講演ゲストに、「私は子供のころDV親が面会できなくさせられていたので、すくすく育つことができました!」と唱える大人を呼んでくるのと同じことだというのに、「ジャスティス日本」は気づかないのだろうか?
共同親権運動の片手間で、児相と闘う運動に混乱を持ち込むのはやめてほしい。