そこに、小学校受験で勉強を持ち込むとどうなるか。

幼児は経験によって成長、進歩する。
同じ経験でも幼児は「遊び」と「不快感」のどちらかが関連していないと相手にしない。
早期教育は遊びとしての楽しさに劣る上に不快感もない。悪い意味で中庸で、本人が得るものが少なすぎる。
損得バランスが明らかに悪すぎる。


幼児期から食事をサプリメントで補給させてる親と同じ。
サプリメントより自然食品の方が栄養吸収率が高いでしょ。
勉強という人工物に触れる前に人間としてもっと重要なことあるでしょ。


もっと問題なのは、小学校受験という親が積極的に前に出ないといけない場において、子供がどうなるかということ。
あれは親が全てだからね。
親が全て取り繕わないと合格しない。言い換えれば、入学後もそれが期待されてる。

貴族階級ならあり得る選択肢と言ったのは、そういう教育が自然体にできる家系だから。
少なくともアクセサリガイノチザルごときでは、途中で中途半端になるのがオチ。
子供も幼児期からそういう環境に置かれたから、落ちこぼれると責任転嫁、逃げ、怠けが始まる。
だってそうでしょ?不合格になったら「俺のせいじゃない」んだから。入学後だって同じく俺のせいじゃないんだから。自身の人生は自分しか責任を取れないという基本、
その基本と矛盾した躾を幼児期からやってるんだから、落ちこぼれるわけでしょ。