‪★預金通帳型の「読書の記録」導入 大分・杵築市立図書館 - (毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20190108/k00/00m/040/040000c‬;

 大分県杵築市立図書館は、預金通帳型の「読書の記録」システムを導入している。本を借りると、そのつど通帳に記録される仕組みだ。外見は金融機関の預金通帳とそっくりで、貸出日、本のタイトル、著者名、本の価格が機械で印字され、遊び心をくすぐる。同図書館は「本の貯金をするように、どんどん借りてほしい」と話している。
 “本の通帳”は見開き14ページ。貸し出し図書336冊まで記録できる。発行手数料は高校生以上が100円で、中学生以下は無料。今月6日までに803冊を発行した。
 現在のほとんどの公立図書館では、カードを使って本を借りる。「誰がどんな本を借りたか」は、個人情報に関わるとして、図書館側は記録に残せないし検索もできない。しかし、同図書館の司書によると、主に高齢者から「以前借りた本をもう一度読みたいが、タイトルを忘れた」という問い合わせは多いという。
 図書館は昨年3月に新築、移転する前、利用者自身が記入する「読書の記録帳」を無料配布していたが、手書きが面倒なせいか、普及しなかった。移転を機に導入した新通帳なら、いつごろどんな本を借りたかという、自分の興味関心の足跡が簡単にたどれる。
 この通帳の遊び心はもう一つある。借りた本の価格や、月ごとの合計金額が印字される点だ。司書は「市民が納めた税金で本を購入するので『元を取った』と得した気分になる人が多いようです」と話している。https://i.imgur.com/yrcTfMK.jpg