四歳年中が、とうとう「負けて悔しい」という感情を覚えた

夫と子どもがカルタをやっていたのだけれど、夫が1枚とるごとに、あっまたとられた、とおろおろと焦った感じで私を見る
だんだん丸い目に涙がたまり、おろおろと身をよじりはじめた
夫4枚子ども2枚になった時に、とうとう感情が決壊して、口元が歪んでうにーっと泣き出した
更に、自分のような小さな子どもが、父ちゃんの4枚に追い付くのがどれほど大変か、を力説しはじめた

おろおろしはじめた時点で子どもの感情が手に取るようにわかったし、おそらく初めての感情に戸惑っている様も伝わってきて、しかもいかにこの勝負(カルタ)が子どもの自分には不利であるかを主張してきて、かわいいやら感動するやら可笑しいやら

競争心があまりなくて、幼稚園でも負けず嫌いの子にかなり(親から見て)いいようにされていても、気にしていなさそうな子どもだった
公園の遊具や支援センターとかのオモチャも赤ちゃんのころから「空くのを待つ」子どもだった

夏休み終わったら、お友達とケンカしたり負けたくないって泣いたりするかな
どんどん成長するのが本当に目に見えて、愛しくてたまらない