「無断録音」について。

基本的に、無断録音は、「相手を攻める」ためには使えない。
自分を守るためなら、証拠能力を持つ。
ぶっちゃけ、裁判以外では使えないけど、
裁判になったら、起死回生の一手になる。

ただ、「録音しておく」というのは意外な効果がある。

1 後で、相手の発言を詳細に分析できる。
2 相手との会談中に「こちらが」冷静になれる(録音を意識するから)。

特に、争い事では2が重要。
録音はおすすめだよ。

他、相手に承諾を得て、録音して会談する、というのもあるけど、これはもう裁判一歩手前。
手順としては「文書の発行」を求めるのが先だが、それもいやなら「会話を録音しての話し合いなら」と、譲歩する手もある。
まあ、大抵の場合「それなら文書」ってことになるだろうけどね。
文書を出させるための、かけひき、ってことかな。