「杏樹さんは医師だったご主人を2013年に亡くして以降も、身持ちが堅く、浮いた話は皆無だった。もちろん、
あれだけの美女ですから大手広告代理店幹部やテレビ局幹部やら、たくさんの男たちからアプローチされていましたが、
まったくなびかなかった。彼女の住んでいるマンションは亡き夫と暮らしたところで、いまだに亡き夫の名義を変えず、
貞操を守っているような印象がありました。有閑マダムというか、薄幸の未亡人というか。とにかく清楚で美しく、
そして賢い上に人柄も素晴らしい。そんな高根の花を一体だれが落とすのか注目していたのですが、まさか不倫とは」

「やはり寂しかったのではないでしょうか」と、ベテラン芸能記者の青山佳裕氏はこう言う。

「ご主人を亡くされて7年と知り、そんなに長く、ひとりで過ごしてきたとすれば、寄り添える相手を求めていたと
しても不思議ではありません。今に始まったことではありませんが、芸能人同士が親密になるパターンとしてよく
あるのが舞台やドラマでの共演。長い時間を共に過ごすことで悩みや喜びも共有できるからでしょう。気が付いたら
不倫関係という、許されない恋に溺れていたのかもしれません」

 所属事務所は日刊ゲンダイの締め切り時点ではノーコメント。杏樹は、ラジオ生出演を体調不良で欠席した――。