愛玩妹の子供を可愛がる母に、じわじわ心が蝕まれていく
子供を産んでから、自分が放置されてたことに気付いて落ち込みはしたけど母を嫌いになる程ではなかった
私の子供と実家に泊まっても、母は仕事で遅いし抱っこして可愛がるわけでもないけど、和やかに過ごしてた

ずいぶん過って歳の離れた妹が出産した
母は仕事も辞めて家にいたから妹の子供をよく世話していた
よく会うし世話もするから、愛情わくだろうけどさ
もううちの子二人十年分の抱っこも愛情も妹子の一年に負けちゃったな
抱っこした姿見て思い出したけど、私の子供の時は手首弱いから痛くて抱っこできないのって 言ってたんだよね

それが妹子が話せる歳になって、おばあちゃんにこれ買ってもらったの、あれ買ってもらったのと教えてくれるようになったら、私子との差別があれこれ出てきて苦しくなった
妹子には市販の可愛いおもちゃ、私子にはフリマの汚れたキーホルダー
貧乏だからフリマでも気持ちはありがたくもらってた
使い道はないけど捨てないで持ってた
市販の可愛いのなんて買ってもらったことない

私の小さい時も可愛いがられてない、買ってもらってない、思い出して苦しい
泣いて我慢してきたけど、大人になって子供が差別されて我慢できなくなった

前は用事(使い走り)で呼ばれてたけど、今はコロナで断ってる
妹に頼めばいいのに、私が行くの催促されてる
はっきり理由を言えない(ように育った)自分も嫌だ