今回はバレーボールの応援でお困りという事でしたが、他にも何かあるかもと思い、まずは依頼の妥当性を考えれるのがよろしいかと存じます。もちろんこれは個人で価値観は違いますので、基本的な定規が必要です。私は以下の3つの定規で判断をし、また他の会長の説得に充てました。
@派遣する意義
A保護者への負担
B互助

@に関しては十分に小Pで話し合うべきだと思いますが、基本的に私の時には「派遣した方が良いかも」となりました。
Aについては時代が変わって共働きが増えて時間を作れる人が減ってしまっているの現状です。「どうにかならないかな?」となりました。
これらの@Aは天秤にかけられて話し合われました。その結果、「保護者負担の軽減」に話がまとまりました。これは議論と言うよりPTA会長も人間ですから「自分がバレーボールの応援に送りたい訳ではないのに文句ばかり言われるし」という心理が大きかったのではないかと個人的に分析しています。
そしてBについてですが、私たちは文句を言われながら派遣しているのに、あちらの組織が私たちPTAに何かをしているのか?という話です。これに関しては「費用対効果が悪すぎないか?」となり、派遣の中止が決定しました。

もちろん、この状態になるまでに各PTA会長と懇親を繰り返してご飯を食べながらこれらの話を少しずつ出して根回しをしっかりとはしました。PTAでの問題は私のような者でも少しは変える事は出来ました。もしどなたかが将来PTA会長になって問題を解決をする機会があるなら、私の経験が僅かでも参考になれれば幸いです。
同じ子供を持つ保護者として全国で助け合う事が出来れば、それはとても素晴らしい事と考えております。今後ともPTAへのご理解ご協力をよろしくお願いします。