★パチンコで半日以上放置、4か月の赤ちゃん死亡事件…父親起訴、19歳の母親は家裁送致、死因は乳幼児突然死症候群
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北海道釧路市の住宅で、半日以上、両親に放置された生後4か月の赤ちゃんが、その日に死亡した事件…釧路地方検察庁は1日付けで、35歳の父親を起訴、10代の母親を家庭裁判所に送致しました。

 保護責任者遺棄の罪で起訴されたのは、釧路市の会社員、阿部光浩(みつひろ)被告35歳、家庭裁判所に送致されたのは、19歳の妻です。
 2人は6月8日、パチンコなどをしていて、2歳の長男と生後4か月の次男を自宅に13時間以上放置したとして、6月10日に逮捕されていました。
 
2人がパチンコなどをしていた間、次男は家庭用の小型プール内に敷かれた布団上で、横向きの状態でした。
 また、近くにスマートフォンで遠隔操作できるカメラが設置されていました。
 調べに対し10代の妻は「以前にも数時間、家を空けることがあった。スマホで様子を見ていた」などと話しているということです。

釧路地検は1日午後、司法解剖の結果、次男の死因は、持病や予兆がない中で死亡する原因不明のSIDS=乳幼児突然死症候群だったと公表しました。
 このため、阿部容疑者と妻が近くにいても、次男を救うことができなかった可能性があり、遺棄致死ではなく、遺棄の罪で起訴、家裁送致したとしています。
 2人の認否について、釧路地検は明らかにしませんでした。