全く反省せず些末な文言にこだわる谷川浩司

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/221102/010500382/?P=2

三浦九段の疑惑が晴れたこと自体は、非常に喜ばしいことだ。
だが、それを受けての将棋連盟の対応はお粗末と言わざるをえない。

三浦九段は将棋界最高峰のタイトル「竜王」の挑戦者となっていたが、証拠もなしに挑戦権を剥奪された形だ。
今更タイトル戦のやり直しは不可能で、取り返しがつかない重大事だ。

それにも関わらず、連盟は記者会見で「処分ではなく措置が正しかった」といった些末な文言にこだわったり、
「週刊誌に疑惑の挑戦者といったタイトルの記事が掲載されることがわかっていたから」といった弁明を繰り返したりしていた。

反省や三浦九段への真摯な対応より、自己弁護に重きを置いているのではという印象を与えるものだった