藤井四段で盛り上がる将棋界だが、「3月のライオン」の公開時期をめぐり業界内では「早過ぎた」など落胆する声が相次いでいる。
豪華キャスト陣をそろえ、3月に前編、4月に後編が公開されたのだが・・・

「かなりの数字が期待された大作でしたが、いざ公開してみると大苦戦。興収は2作で10億ほどしかいかなかった」(映画ライター)
記録更新が視野に入ってきた6月に入り、各テレビ局がこぞって取り上げ、注目されるようになった。
「後編の公開時期には、すでにブーム到来の予感があったはず。延期するなり前後編の一気上映をするなり、あれこれ知恵を絞るべきだったが、何もせずに終了。指をくわえて見ているだけになってしまった」(業界関係者)

9月発売のBlu-ray&DVD特典として、藤井四段の対談が収録されるというが、タイミングがかなり微妙だ。