女流王座戦 第2局
挑戦者加藤の研究の成果と思える。
加藤・上田は里見を研究して戦いに挑んでいる。
思うに兄弟子達と里見の指し手を研究、里見の得意としているゴキゲン中飛車に対抗策での
注文相撲である。前半のリードを奪われ、しっかりそれを拡大するあたりも研究が徹底している
タイトル戦だから当然といえば当然だけど、無策で自然体で指す里見は術中に嵌った。
第3局以降の展開が楽しみ。
里見の試練は続くが、第43期名人戦の上田戦と同じように2連敗から3連勝を
みせて欲しい。今回は加藤に脱帽する。里見の完敗だったと思う。残念。
でも投了前の一手は詰みが見えているのに、投げた一手はいただけない。
里見は体調崩しているのか。少しやせたように見えるのは心配