本来、「君」は立派な敬称。
語源的には王の意味だし、そこまで古い話ではなくとも明治でも様、先生に匹敵する敬称だった。国会審議で
委員長、議長などが「○○君」と呼ぶのでもそう。あれは尊大ぶってるんじゃなくて敬称として使っている。
大正時代のだったかの選挙ポスターでも「高橋是清「君」などと記載してある。

「君」の値打ちが下落したのは、明治後期、大正頃の学生がおふざけで同輩、後輩に用いたのが影響したんだろう。
誤った用い方が主流になったという意味で立派な誤用だと思うんだが、是正すべきという意見もないようだ。
これは忌々しき事ではないだろうか?
本来の意味での「君」を復活すべく、草の根で上司、目上に対して用いよう。で、業務など指示を受けたら
「テキトーにします」と答えるべきだ。これも本来の意味では・・・