うな重を二人前、板チョコ、バナナ一房、桃、プリン、カルピスを平らげた上、
夜戦に備えておにぎりを注文する神武以来の天才・加藤元名人の後継者として
颯爽と登場した平成の天才少年・藤井四段が、かつては羽生・先崎の宿命の
ライバルと謳われたフリークラスの帝王・森内永世前竜王を鮮やかに破った
見応えのある一番だった。
佐藤連盟会長・中村六段のダブル解説もわかりやすかった。
藤井四段を将来の伴侶を見るような慈愛のこもった視線で見つめる飯野さんの
棋譜読み上げもよかった。