>>817
まあ、俺も松井が国民栄誉賞に値するとはまったく思わないが、
それでもあのワールドシリーズのMVPはいろいろと特別。
まず、ヤンキースで主軸打者として活躍して取ったということ
大谷がこれからどういう活躍をするかはわからないが、
エンゼルスで世界一を取るのと、ヤンキースで取るのでは価値が全く違う
野手で唯一、2度のWSMVPを取ってミスターオクトーバーとたたえられたレジージャクソンを例にとると、
アスレチックスの時に取ったMVPを思い出す人はほとんどいないが、
ヤンキースの時に取ったMVPは今でも伝説としてずっと語り継がれている
松井の2009年のMVPはそのとき以来の大きなインパクトを与えたMVPだった。
地元ニューヨークで決めたのも大きい。
それもずっとライバル球団のエースとして敵役だったペドロ・マルチネスから打って決めた
そして、あれ以来ヤンキースは低迷して世界一になっていないため、
その記憶が上書きされず、いまだにニューヨークでは松井は英雄扱い
ちなみにその時の松井が作ったワールドシリーズ記録
・ワールドシリーズ・タイ記録となる1試合6打点
・6割1分5厘のシリーズ打率はMLB史上3位の成績(1位、2位は1920年代の記録)でシリーズMVPの中では史上最高打率。
・わずか13打数でMVPを獲得というMLBタイ記録。
・フルDHとして(一度も守備につかず)初めてのMVP受賞
まあ、いろいろと奇跡だったということ
個人的には大谷には野手として、パワーヒッターとして活躍してもらいたい
投手として活躍しても当たり前という感じだが、パワーヒッターとしてMLBで活躍できた日本人は松井だけだから