手筋は自分で考えて分かるものじゃなく、覚えるものだからね。
覚えても、実戦ですぐ使えるわけじゃなくて、
「3歩持ってて、継ぎ歩から垂らすとして、端攻めか、玉頭か、ウサギの耳か」を局面で選ぶ事になる。
知らない手筋を、局面みて思いついたらアマ三段はあるだろうね。

強い人とやって、特に受けの手は「そんな手があるんだ」って思う時がある。
端攻めして、▲1三歩と垂らして△同桂、▲1四歩に△1二歩と受けられて、
桂得したけど、歩切れで△1五歩、△1六歩から「と金」を作られて惨敗。
「桂得した後の事」を考えてなかった。
でもその後、「この手筋」には随分勝たせてもらった。