面白そうなんで最終図だけ見せてもらいましたわ

そこからは75桂が一目で「寄せは玉傍の金を攻めよ」ですね
さすがにコレには金引く1手で(62金)
狭くさせてから33とが実践的な呼吸
そこから一直線に攻め合うなら37銀不成34と38銀不成なんだけど
そうやると35角がピッタリ過ぎで下手勝勢というか必勝というか勝ち

となると75桂62金33とのとこで上手としたら全ての攻める手が間に合わないことになり
74歩と催促するくらいしかないがコレで歩切れになってしまうのが大きく
34と75歩65金まで下手勝ち 36に桂の質があるのが大きいよね

とまず「玉に迫る手」を最優先で考える
読み切れなくていいから、ここは受けてたら1手1手だろうから
なんとなく攻めるほうが正しいはずだ、と思う感覚が大事ですね
(駒落ちなので、敵玉に迫る手が終盤で全く無いわけはない、もしそうなら手合い違い)

実戦的には受けた方が良さそうな局面であっても
玉傍の金に一回当たりかけてみるってのは1つの上達法
自玉だけでなく敵玉も忙しくなるので相手が寄せに専念できずまちがいやすくなるね
68銀のような手を指してしまうと、その逆に相手が寄せに専念できてしまって
手数計算もしやすくなってしまう
終盤で1枚使って受ける手は、自玉を1手分堅くするのは確かだが
その分、攻めが2手遅れて計算上マイナス1手になることが非常に多い