>>388
Q.実戦と詰将棋どっちを先にやるべき?
A.どっちも。詰将棋は基礎体力トレーニング。実戦は実戦。知らない局面に出会って、どう対処するべきかを調べて考える時間は大切。
それぞれ別物と心得るべきでしょう。

Q.詰将棋の場合何手まですぐ解けるべき?
7手瞬殺が理想とされていますが、それは高段者の話。実力に合った詰将棋を瞬殺できるように心がけるのが良いようです。
初心者は一手詰め瞬殺さえ困難なはず。レベルに合った詰将棋を楽しむのがコツみたいです。
なお、短手数でも難しい詰将棋は存在するので、そういったものは避けたほうが無難です。

Q.棒銀と矢倉はずっとやってても通用するもの?
矢倉は危険。ここ数年で序盤の定跡が変わりました。懸命に覚えた手順、仕掛けが無駄になる可能性が高いです。
棒銀は懐が深い戦法ですが、棒銀のみで何とかなるわけではありません。
結局は、実戦を通じて色々経験し、一手一手どう対応するかを学ぶことになると思います。

Q.指南書はすぐに買うべき?
棋書が本当に活きて来るのは有段者前後からだというのが個人的な感想です。
ただ、右も左もわからないから指針的なものが欲しいというなら初段以下向けの棋書購入はおおいにありだと思います。
なお、実戦では棋書どおりに進まないことがほとんどなので、都度そこでどうするべきだったのかを振り返ることが大切だと思います。