「先生、先生の体液を下さい」
「えっ?」
「その人の体液を飲めば、その人の能力を得られるんだそうです」
「??…えっと…黒魔術か何か?」
「はい、もうこれしか手段がないんです」
「………いいよ」


今俺が居るのは先生の自宅
そして先生が差し出してくれたおちょこには白濁液
ま…まさか…これは先生の……
「い…いただきますっ」
うっ…気持ち悪っ……でも飲まないと…!
俺は口を押さえて飲み込んだ

「大丈夫?…臭かった?ごめんね…」
「……大丈夫ですっ」
先生は口直しにとお茶を入れてくれた
「これ食べてみて」
先生が差し出したのは、すくった跡のある小さなヨーグルト
一口食べてみる
「酸っぱいですね」