>>42

対局前:プロ棋士になって28年。B1級にもやっと上がれた。
     それが万一、たかが中学生に負けたりしたら、俺のキャリア、俺の人生は何だったのかと。。。
     考えだしたら、対局の4日前だと言うのに、体が痙攣し始めた。

対局中:とにかく圧がすごい。でもわたしも、見損じはなかった。
     藤井聡太は正座を崩さず喜々として盤面を舐め回してた。それが怖かった。
     特にこっちの読んでないようなすごい手を打たれもしなかった。。。でも負けた。

対局後:あの対戦の棋譜はまだ振り返ってない。思い出すのも嫌だ。
     わたしの定跡運用の感覚が古くなっちゃったのが敗因でしょうねぇ。
     ・・・と、当時を思い出してたら、顔に嫌な汗がしきりに出始めた。。。。
     (ハンカチで拭いたり、扇子であおいだり忙しい)

妖怪か幽霊に襲われた人のような感じでした。