>>322

ついでに
https://books.google.co.jp/books?id=I4XrCgAAQBAJ&;printsec=frontcover&dq=%E5%B0%86%E6%A3%8B%E5%90%8D%E5%8B%9D%E8%B2%A0&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwiM84uRypjaAhUrl1QKHSwGB3EQ6AEIKzAB#v=onepage&q=%E5%B0%86%E6%A3%8B%E5%90%8D%E5%8B%9D%E8%B2%A0&f=false
将棋名勝負2006-2012 −プロが選んだ70局− 将棋世界 編集

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2006 第1位 A級順位戦プレーオフ 谷川浩司-羽生善治戦
「羽生はこの将棋を1位に押している。自賛ではなく、悔恨に近いニュアンスだ。」
本局のハイライトはa図。谷川が△76金と詰めろを掛けた局面だ。
ここで羽生は敢然と▲31金から詰ましにいった。
谷川玉は22から29、羽生陣の深くへ遁走する。
1分将棋の中、王手ラッシュを続ける羽生。なんと今度は谷川玉が自陣へバックを始めた。
そしてフィナーレ。
30手追い回した谷川玉に詰みはなかった。
投了後、羽生はしばらくうつむいたままで、悔しさを隠そうともしなかったという。