>>143
>終盤なんていまさら強化できないよ

”その事情は将棋のプロでも同じで、三浦八段など一日10時間は勉強するらしいし、今の最適化に書いたように、渡辺明竜王の絶好調も、一日8時間”
できるできないを考えるより、やるしかないのだろう
ただ、正しい努力があると思う。そういう正しい努力を
http://commutative.world.coocan.jp/blog3/2011/11/post-318.html
勉強時間 Commutative Weblog 3 あやたろう (2011年11月 6日 08:24)

先日、NHKの囲碁の番組をみていたら、河野臨と、坂井秀至という好取組だったが、解説の瀬戸大樹が河野も坂井も囲碁界屈指の勉強家だという話題になって、坂井は一日8時間は囲碁の勉強をする、というのは、坂井の意見では、世間ではみんな一日8時間は仕事しているので、最低でもそれくらい勉強しなくては、というのだという。

もちろんその事情は将棋のプロでも同じで、三浦八段など一日10時間は勉強するらしいし、今の最適化に書いたように、渡辺明竜王の絶好調も、一日8時間の坂井秀至並みの勉強にあるようである。

そこで一群の奇特な人達がいる。トラッキング・モードになっても、シーク・モードと同様の努力を続ける人達である。上記の河野臨、坂井秀至、瀬戸大樹、渡辺明など、みんなそうであろう。まさに勉強の鬼である。いやもっというと、囲碁でも将棋でも、一流棋士は須く勉強の鬼であるに違いない。そうでないと、毛ほどの微妙な差で争うプロ同士の戦いで勝利を収められるはずがない。

一方で、囲碁・将棋チャンネルを見ていると、銀河戦や竜星戦で、最初の頃は低段であったり、もう過去の人になってしまったようなベテラン棋士が登場するのだが、私程度の者がみても十分強くて、なぜ低迷しているのか分からないほどである。

しかし、たまたまベテラン棋士が渡辺竜王のような一流棋士と当たると、鎧袖一触、完膚なきまでに負かされてしまう。その差は結局、一日に数時間という勉強を継続できるかどうかなのではあるまいか。

言い方を変えると、天才は努力するのであって、自然に膨大な努力ができてしまうのが、才能ある人達であるといえる。