金龍という銘の駒師はいたし、昇龍という銘の駒師もいた(これが松尾某なんだろうね)
由来不明だった木村文俊の「玉舟」の出自がが真龍(岩崎隆真)だと分かったのはここ10年ぐらい。
本来字母は門外不出で、明治になるまでその専売制があった。
明治になって専売制が崩れて「自由化」されて、好きな駒を売れる事になって、
龍山が色んな駒師の駒から字母を作った。

「清安」も書体名じゃなく駒師の銘。
今あるほとんどの情報は孫引きなんで、疑わないにしても信じ込まない方がいい。

>>583
個人的には、金龍、錦龍、信龍、青龍とかは、駒師の銘で、
駒から字母を起こしてそれぞれの銘にしたんだと思う。
「昭玉」は昭和天皇の意味だと思わない?

邪馬台国論争みたいに、俺が正しいからお前が間違ってる、にならないようにしないとね。
当時もヒット商品がでると、パクリがあったのかも。
駒を作る職人と、駒を売る商人の二つの価値観はあっただろうから。
贋作まで含めて。

>>584
駒師金龍の銘で彫られた駒は「淇洲」だけではない。
金龍は駒師の銘だった、という意味だと思う。