真面目に答えると、総合力、棋力の成熟度という点ではまだ里見の方が上。
女流棋士から奨励会1級へ編入し、三段まで上り詰めたのだから洗練されているのは明らか。
一方、西山は一段飛ばしで三段まで駆け上がった分、里見と比べて技術的な脆さがあるが、
体力的,精神的に余裕がある。そして何より、脆さを解消出来る時間があるのが大きい。
持ち前の剛腕を安定して発揮出来るようになれば、里見を上回れるものがある、ということだ