>>142
数学的な改良の話をしているんじゃないんだよ。

ビッグタイトルの大一番と小さな棋戦の予選を全く同じ価値とするのは、
ファンも含む将棋界全体で長年かけて形作ってきた評価基準から逸脱する。

だからレーティングには誰もお金を出さないわけだ。
目安として使うだけなら、いくら逸脱しても何の支障も無いけどね。

野球のセイバーメトリクスはこれと全く逆で、必ずしも数学的とは限らない。

例えば、出塁率と長打率を単純に足し算する事に数学的な根拠は無いが、
その数字がなぜか伝統的な打者の評価基準に近いものだから採用された。

あくまで伝統的な評価基準を重視して、それを数字で表そうとしたものだから、
年俸額にも反映されたりするわけだ。