相横歩取り、年度による対局数と先手応手のデータ(将棋データベースによる)

年度 |対局数|▲7七銀 |▲7七桂 |▲7七歩 対局数(%)
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1970 | 18  | 14.(75%)  |   0    | 4 (22%)
1980 | 25.... | 15.(60%)  |... 7 (28%) | 3 (12%)
1990 | 47  | 35.(79%)  | 12 (26%) | 0
2000 | 50  | 23.(70%)  | 24 (48%) | 3 (6%)
2010 |... 5  |  2.(40%) ...|... 2 (40%) | 1 (20%)

将棋データベースがどこまで完全か分からないんで、あくまで参考まで。
(勇気流を調べようと思ったら、勇気六段の棋譜はほとんど抜けてる。)

△7六飛への先手の応手は3種類しかない。
▲7七桂は青野九段の新手、多分研究会で出た手なんだろうね。

ソフトが指した▲7七歩は、ちょっと面白くて、
先)二上-塚田正夫戦で二上九段が指して、次に先)塚田-米長戦でやられた塚田九段が指して、
次に先)米長-塚田戦でやられた米長九段が指してる。

今は、先手▲7七銀より▲7七桂が面白そう、という流れなのかな。
直近で三浦九段が▲4六角に△8二角と合わせる手を選んでて、「これはまだやれる」という主張かな。

この後は勝敗、手順。
棋譜は、まず羽生竜王の将棋だろうね。