1966年の大山(43歳)と1995年の羽生(25歳)が対戦するとどちらが勝つか?
戦型は大山が対抗形振り飛車で羽生が対抗形居飛車であるとしてQQRのdepth21で解析してみよう
羽生の対抗形居飛車のデータとなると限られてしまうので、以下のタイトル戦のデータも加えた
    対戦者 勝敗
30歳
王座戦 藤井猛 3-2
竜王戦 藤井猛 3-4
棋王戦 久保  3-1
31歳
王座戦 久保  3-1
竜王戦 藤井猛 4-1
37歳
王座戦 久保  3-0
王将戦 久保  4-1
39歳
王将戦 久保  2-4
40歳
王座戦 藤井猛 3-0
41歳
王位戦 藤井猛 4-1
一方の大山は1966年(43歳時)の1年間の全局を対象にした
棋士名 M値 0率 間隔 見逃率 局数
大山康晴 50.2  43.3% 69 8.5% 30
羽生善治 54.1  39.6% 50 6.8% 48
●1440局の仮想対局で大山の勝率52%となった
持ち時間5時間以上の棋戦だけで解析しなおすと
棋士名 M値 0率 間隔 見逃率 局数
大山康晴 47.7  57.1% 88 4.0% 14
羽生善治 51.8  44.4% 50 10.0% 27
●378局の仮想対局で大山の勝率57.1%であった

用語については次に解説する