>>71
2四で1歩持って2六に引いておいてから
▲9六歩〜7八銀〜7六歩とされると
・△8六歩と交換に行かない場合は▲7七銀と受ける余地を与えることになる
 通常形の相掛りに比べると8六が切れてない、良い形で受けられている分の損が残る
・8六の交換をすると▲9七角と当ててからヒネリ飛車にする手があり
 通常のヒネリ飛車に比べると駒組みで2手得したことになる

実際はそう進んでも香落ちまでの差があるかないかくらいなので
「そんなもん気にしない」と主張するのであれば問題はない
プロや奨励会では僅かな損や僅かに損する可能性さえ嫌われるので
皆、相掛りにするというのであれば先に△8五歩を決める

参考棋譜は青野先生が新人王取った時のもの
▲7八銀からのヒネリ飛車初出がそのときだったはず