豊島「………負けました」

この瞬間、羽生ヒューリック・シトロエン・ゾーリーゲン…(略)棋聖のタイトル防衛が決まり、
豊島八段 (70) の初タイトル獲得は又しても夢と潰えた
しかし、羽生棋聖 (89)は眠ったようにして反応がなかった
実はこの時、既に老衰で亡くなっていたのである

死亡時刻が豊島八段の投了前なのか後なのか論議を呼んだが、
後の司法解剖によると、投了のかなり前に心臓は停止していたのこと
最後の数手は、心臓が停まったまま指したことになる

この将棋界に偉大な足跡を残した男は、まさしく死ぬまでタイトルを保持し続けたのである