Q1「今の自分が超えるべき壁って何だと思いますか?」
A1「名人としての職務をまっとうしながら結果を出し続ける」
タイトルを保持するようになるとイベント出たり免状の署名とか仕事が増えてくる。
そんな中でも若手の勢い、研究の量に負けないように、結果を出し続けなければいけないと思っている。
これが今の僕にとっての壁かなと思っている。
(名人になってしまったらこの次ってなんだろうっていう気持ちとかないですか?)
名人になったからといって将棋の技術的にはまだまだだから、ここは磨かないとなというところは別ものとして捉えている。

Q2「10代の頃よく聞いていた音楽は?」
A2「モーツァルト」
中学生の頃から本格的にクラシックを聴き始めた。
モーツァルトを一番よく聞いていた。
親に連れて行ってもらってはいた小学生の頃は、退屈だなあと思ってて(笑)好きになることはないと思った。
中学生の時に、将棋の勝負に向かう電車の中でラジオでクラシック音楽を聴いてそれからはまって行った。

Q3「私の心に残るあの人の言葉」
A3「自分は蹴ってません、って言えばいいんだよ」
言われた相手は姉、小学生時代のこと。
学校帰りに傘を蹴りながら歩いていて、車が近くにあった。
突然知らないおじさんがやって来て、坊主車蹴ってんじゃないみたいなこと言われた。
何でこんなこと言われるんだろうと思いながらも、言っても証明できないな証拠とかないしとか考えて、
性格的に物事が起こったときにすぐ反応するのでなく色々自分の頭の中で考えてしまうタイプなので、
自分はやってませんと言えずに帰ってしまって悔しかった。
姉に言ったら、自分は蹴ってませんって言えばいいんだよと言ってもらった。
姉は思っていることをズバッとはっきり言える人。
正しいと思うことに関してしっかり主張すべきところは主張するのは、今の自分にとっても大事だと思う。