昼食休憩に入ってもまだともに考えている。
阿部がパンの袋を開けようとすると、 木村がパンは控室で食べるようやんわり諭した。
対局中の厳しい表情とは裏腹にやわらかい笑顔を見せつつ。
阿部はペコリと頭を下げて、控室に向かった。先輩の一言はありがたいものである。