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藤井聡太七段、“現役最強”豊島将之二冠に挑戦 AbemaTVで元日に放送決定 AbemaTIMES 2018.12.13
(抜粋)
 将棋の最年少棋士・藤井聡太七段が、“現役最強”とも言われる豊島将之二冠に挑戦する。今年10月に新人王戦で優勝した藤井七段が、同棋戦の優勝者が行う記念対局で、8つあるタイトルのうち、唯一複数を保持している豊島二冠と対局することが決定。
この模様をインターネットテレビ局「AbemaTV」で2019年1月1日に放送することが12月13日、発表された。12日には史上最年少での通算100勝を達成した藤井七段が、数いるタイトルホルダーの中でも、今一番勢いのある豊島二冠の胸を借りる。

 2人の対局は、過去に公式戦で1局、非公式戦で1局の計2局あり、いずれも豊島二冠が勝利している。いずれも“藤井四段”時代の対局だが、その後の藤井七段の活躍や成長は目覚しいもの。今年2月に五段昇段、一般棋戦初優勝による六段昇段、さらに5月には七段昇段と、最年少記録を次々と塗り替え、10月には若手棋士の登竜門でもある新人王戦で初優勝も果たした。
新人王戦の「六段以下」という参加条件から既に飛び出してしまい、今回が最後の参加となった新人王戦だったが、見事に優勝を果たし、豊島二冠との特別対局のチャンスを得た。

 若き天才の挑戦を受ける豊島二冠は、各棋戦で上位リーグに在籍しながら、なかなかタイトルを獲得できず「無冠の実力者」である時期が長かったが、今年は一気に2つのタイトルを獲得。順位戦A級でもトップを走り続け、名人挑戦に一番近い場所にいるなど、まさに“現役最強”棋士だ。
特別対局に際し「(2018年は)ずっと目標にしていたタイトルを獲得できたので、良い年だったと思います。自分自身、実力的にはまだまだなので少しずつ強くなれるように頑張っていきたいと思います」とコメント。謙虚な姿勢で藤井七段と盤を挟む。

 対局の放送日時は、1月1日午前9時30分から。解説・聞き手には、森内俊之九段、阿久津主税八段、里見香奈女流四冠、渡部愛女流王位が務める。最年少タイトルホルダーを目指す藤井七段が、豊島二冠にどんな将棋で立ち向かうのか。現在の将棋界で、どんな位置にいるのか。元日から、2019年の将棋界を占う、そんな対局になりそうだ。