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<豊島には「戴冠」を使わないことの根拠引用>
https://japanknowledge.com/articles/blognihongo/entry.html?entryid=121
第121回 金メダル獲得は「戴冠」なのか? 日本語どうでしょう? 神永曉(国語辞典編集者) 2012年08月13日)
(抜粋)
「戴冠」とは、「国王が即位のしるしとして王室伝来の王冠を頭にのせること。」(『大辞泉』)である。今年はイギリスのエリザベス女王即位60周年で、盛大な式典がオリンピック前に行われたのでご記憶の方も大勢いらっしゃるであろう。女王は1953年に戴冠式を行っている。「戴冠」はその「戴冠式」で王冠を頭にのせることであり、それ以外の意味は存在しない。
 ではなぜスポーツ紙などで「戴冠」が広く使われるようになったのか。恐らくマラソンで勝者の頭上に月桂冠をのせることから類推して生じたのではないか。あえて言うなら意味の借用である。ことばはこのように意味の借用によって意味を拡散させていくことが時々ある。
 「戴冠」をこのような意味で使うのは現時点ではスポーツ紙に限られているようだが、今後一般紙のスポーツ欄に拡大して使われる可能性も否定できない。
 新しい用法で誤用だとか不適切だとか言い切ることはできないが、できれば本来の意味だけで使って欲しいことばである。

テンプレは以上です。